凸版印刷は10月8日、二重にしたフィルム間に空気を封入することで、緩衝機能を持たせた「エアクッションパウチ」を開発したと発表した。
7日からサンプル出荷を開始しており、2009年春に本格販売する。
「エアクッションパウチ」は、封入した空気の層が緩衝材の役割となり、中身を輸送時の衝撃から保護する機能を持つパッケージとなっている。
緩衝材を同梱したり、耐衝撃性のある外箱で包装することが不要になり、廃棄がしやすく、軽量でコンパクトな省資源パッケージであることが特長。
また、透明フィルムを使うことにより、中身が見え、店頭でのアイキャッチ効果も図れるようになっている。
精密機器や化粧品など、衝撃から保護する必要性のあるデリケートな商品向けに展開を図っていく。