カシオ計算機は1月5日、中南米最大の市場であるブラジルでの販売拡大を図るためサンパウロに販売子会社「カシオブラジル」を設立し、営業活動を開始したと発表した。
中南米地域には、2006年に「カシオラテンアメリカ」を米国・マイアミに、2008年4月に「カシオメキシコ」を設立し、販売体制の強化を進めてきた。
今回、ブラジルでの拡販に向け「カシオブラジル」を設立し、ブラジル市場におけるカシオ製品の浸透、拡大に向けて取り組んでいく。
デジタルカメラは、営業を強化し、流通の拡大と店頭での販売促進を図る。また、時計市場は、G-SHOCKなど独自のブランドの価値向上を図るために、マーケティング活動を展開する。
新会社の概要
会社名:カシオブラジル
所在地:サンパウロ
営業開始日:2009年1月5日
代表取締役:島田宣彦
資本金:45万レアル(カシオ計算機100%出資)
従業員数:5名
事業内容:カシオ製品のマーケティング活動