アサヒビールは4月16日、日本自然エネルギー年間4000万kWhの風力・バイオマス発電によるグリーン電力に関する契約を締結したと発表した。
今回の契約で、一般家庭の約4500軒分の年間CO2排出量に相当する約1万8000トンのCO2削減に貢献できることを見込む。
また、グリーン電力を利用して製造された製品であることを表示するグリーン・エネルギー・マーク(2008年5月にグリーンエネルギー認証センターが制定)を、該当するアサヒスーパードライとギフトセットに記載し販売する。
今回の契約は全9工場で年間に製造するアサヒスーパードライ(350ml)全数量の製造と、ギフトセットで販売される全ビール類の製造に使用する購入電力相当量3350万kWhについてのもの。グリーン・エネルギー・マークはアサヒスーパードライの缶体や6缶用の容器包装、外箱とビール類を使用するギフトセットの外箱に記載する。
またグリーン電力証書システムを活用し、アサヒビール本社ビルで使用する全電力もグリーン電力で賄うことを決めた。これにより、650万kWh相当の電力量についてグリーン電力証書の発行を受け、650万kWh相当のグリーン電力を購入・利用する。