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東芝/中国で原発建設着工、後続プロジェクト順調に

2009年04月20日/物流施設

東芝は4月20日、連結子会社のウェスチングハウスは、米ショー・グループ、国家核電技術公司とともに、中国浙江省三門原子力発電所1号機(三門1号機)の建設着工式を開催したと発表した。

三門1号機は、世界初の次世代型加圧水型原子炉「AP1000」を採用し、2013年末に運転開始を計画している。プラント建設の準備段階として、原子力発電所の建設予定地の土壌の基礎掘削工事を2008年2月に開始していた。中華人民共和国国務院による最終批准と、国家核安全局の建設許可証が発行されたことを受け、正式なプラント建設開始となった。

ウェスチングハウスは、2007年7月に、ショー・グループのグループ会社ストーン・アンド・ウェブスターとともに、中国浙江省三門原子力発電所向けに2基、山東省海陽原子力発電所向けに2基、「AP1000」を採用した原子炉設備を納入する契約を国家核電技術公司、三門核電有限公司、山東核電有限公司などと締結した。

今回の三門1号機の正式着工開始により、実際の建設プロジェクトが順調に動き出したことになった。

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