近鉄エクスプレスは7月7日、台湾法人キンテツ・ワールド・エクスプレス台湾（KWE台湾）が6月26日に桃園の自社倉庫の一部で保税倉庫の一種である国際物流中心（International Logistics Center）のライセンスを日系フォワーダーとして初めて取得したと発表した。
国際物流中心(ILC)のライセンスを取得すると、即時通関許可の比率が高まる（即時許可率95％）ほか、月末一括申告(保税貨物の場合)が可能となる。また、非居住者名義による在庫オペレーションが可能となるうえ、ILCを経由する物流で、台湾当局が定めた産業促進条例を満たした場合は、営利事業所得税が免除となるといったメリットがある。
