名糖産業は8月5日、愛知県小牧市に新工場建設を決めた。連結子会社のエースベーカリーのバウムクーヘン・焼菓子の生産拠点として既存工場を集約し、生産効率化を図るほか、現行の約2倍に自社の製造能力を引き上げるため。
さらに、名糖産業の食品工場の生産品目も多品種化が進んでいることから、包装工程の一部を集約して生産の効率化を図る。
エースベーカリーの新工場は小牧東部地区の工業団地第4ブロックに建設し、敷地面積は2万604㎡、延床面積は9131㎡で鉄骨造2階建構造。投資額は約18億円で2010年8月の稼動を見込む。名糖産業の新工場は同団地第3ブロックに建設し、敷地面積は1万7302㎡、延床面積は4570㎡で鉄骨造2階建。投資額は約7億6000万円で同じく2010年8月の稼動を見込む。