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日通/インドで高品質ロジスティクス機能倉庫着工

2009年09月30日/物流施設

日本通運の現地法人インド日通は9月29日、インド・ラジャスタン州のニムラナ工業団地に新倉庫を着工した。

新倉庫は定温設備を完備するとともに、倉庫管理システム「REWARDS」の導入により製品、部材などジャストインタイムで高品質な物流サービスを提供する。

新倉庫建設地のラジャスタン州ニムラナ工業団地は、デリーから120km南西のハリアナ州との州境に位置し、最も新しい日系企業専用の工業団地として注目され、すでに20社の企業が進出を決定しており、現在工場の建設が行われている。

また、インド最大のコンテナ港であるナバシェバ港とも幹線国道で結ばでおり、デリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)に関連して、ナバシェバ港とデリー近郊の工場とを結ぶ中継基地にもなる。

インド日通は2007年4月に設立、自社通関ライセンスを有し航空・海運貨物の一貫輸送、提携先倉庫を使用した保管配送業務、海外引越業務を中心に、インド国内10都市で営業展開している。

今回の施設は、インド日通として初の大型倉庫の建設で、ロジスティクス機能を強化し高品質のサービスを提供する体制を整える。

インド日通ニムラナロジスティクスセンター(仮称)概要
住所:Japanese Industrial Zone, Neemrana, State of Rajastan, India
総敷地面積:37,700㎡
倉庫面積:16,300㎡(第一期工事:5,400㎡)
事務所面積:700㎡
従業員数:約30名
設備:トラックローディングドック16、定温倉庫設備、倉庫内外CCTV、赤外線侵入感知装置など完備

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