鹿島建設株を代表者とする鹿島・大成建設・大林組・前田建設工業の共同企業体はベトナム民間航空総局発注による「タンソンニャット国際空港ターミナル建設工事」を一般競争入札の結果約200億円で受注した。
ベトナム経済の中心都市ホーチミン市に位置するタンソンニャット空港はベトナム最大の旅客取扱量を有し、同国のゲートウェイ空港として重要な役割を担っており、ベトナム経済の発展に伴い、その需要はますます増加すると見込まれている。
本プロジェクトは既存のターミナルを国内線専用とし、新たに国際線旅客ターミナルを建設することで増加する旅客需要に対応すると共に航空サービスの効率性、利便性の向上を図るもの。
本案件は国際協力銀行(JBIC)による特別円借款プロジェクトであり、本年9月着工、2006年9月の完成を予定している。