内閣府の経済社会総合研究所は8月24日、「サービス・イノベーション政策に関する国際共同研究」の一環として実施している「流通と理学」研究会(座長、西成活裕東京大学教授)の活動として、物流・ロジスティクスの問題をテーマとして公開ワークショップ「理学は実業の問題を解決できるか」を開催する。
同ワークショップ研究会では、「渋滞学」で著名な西成教授はじめ、海洋大の苦瀬教授や実務家を迎えて、物流/ロジスティクスの課題を中心に、実業界が抱える問題に対して、理学研究者がどのように応えてゆくことができるかをテーマとして意見交換を行い、双方の意見を融合し企業や行政への提案を示唆してもらう。
公開ワークショップ「理学は実業の問題を解決できるか」
■開催概要
日時:8月24日(火)13:30~17:30
場所:日本総合研究所 1階 会議室
地下鉄半蔵門線、半蔵門駅下車、徒歩約5分
主催:内閣府 経済社会総合研究所(ESRI)
定員:80名
費用:無料(事前申し込み)
詳細と参加申込は下記URLを参照。
http://www.esri.go.jp/jp/prj-si2010/workshop20100824.html
■プログラム
主催者挨拶
内閣府 経済社会総合研究所
所長 岩田一政
プロローグ「理学は実業の諸問題を解決できるか」
西成活裕 東京大学先端科学技術研究センター教授
基講講演「ロジスティックスにおける数理的分析の可能性」
苦瀬博仁 東京海洋大学理事・副学長
招待講演1「数理科学による物流合理化 その現状と課題」
高井英造 フレームワークス特別技術顧問
招待講演2「物流における情報通信技術の課題と取り組み」
石澤直孝 日本郵船技術グループR&D事業開発室室長代理
パネルディスカッション「理学に期待する:現場との協働」
司会 西成活裕 東京大学先端科学技術センター教授
パネリスト 苦瀬博仁 東京海洋大学理事・副学長
前野俊昭 京都大学大学院工学研究科教授
高井英造 フレームワークス特別技術顧問
石澤直孝 日本郵船技術グループR&D事業開発室室長代理
北村浩一 日立製作所モノづくり技術事業部SCM推進センター
閉会の辞
青山伸 内閣府 経済社会総合研究所 総括政策研究官
問い合わせ
内閣府 経済社会総合研究所(ESRI)
「科学技術と経済社会」研究チーム
担当:西山
TEL03-3581-0578
ワークショップの申し込み方法等の問い合わせ
日本総合研究所
総合研究部門 「流通と理学」研究会事務局
担当:下村、水間
TEL03-3288-4124
shimomura.hiroshi@jri.co.jp