佐川急便(株)は、1997年よりCO2(二酸化炭素)排出量を低減し、地球温暖化防止を目的に天然ガス自動車の導入を推進してきたが、天然ガス自動車の導入台数が2,000台(累計)を突破した(同社全車両台数は約20,000台)。
今年度単年では560台を導入、今年度末で2,200台(累計)になる計画で、現在は天然ガス自動車導入台数2,007台(2004年10月20日現在)。
同社は、1997年に京都で開催された地球温暖化防止会議(COP3)を契機に、天然ガス自動車の導入ならびに自家用天然ガススタンドの設置を中心に、さまざまな環境保全活動を推進している。
天然ガス自動車の導入は1997年に開始、年々その導入台数をのばし、特に近年では年間で300台~500台を導入。2003年1月には当初の計画を上回るペースで1,000台に至った。
また自家用天然ガススタンドも大都市圏を中心に現在6ヶ所設置し、今後も新設の大型営業店に設置を検討していく。
同社は2012年度までに、事業活動より排出されるCO2の総量を2002年度に比べて6%削減する目標を掲げ、そのために必要な天然ガス自動車を累計で7,000台導入する計画。