独立行政法人食品総合研究所は農産物のデータベース構築のため、XML Web青果ネットカタログ「SEICA」を立ち上げた。
研究所では、4 年前から、圃場にある農産物にID を付与し、インターネットと組み合わせることにVIPS(Virtually Identified Produce System、http://vips.nfri.affrc.go.jp)より、消費者へのオンディマンドによる情報公開を目指した農産物ネット認証システムの開発を行っていた。
昨今の様々な食品にまつわる事件を背景に、このシステムがより多くの農産物に対して、誰でも気軽に使えるようなニーズが高まっていた。
また(財)食品流通構造改善促進機構は、農産物流通の効率化を目的として青果標準商品コードを策定するとともに、農産物の商品情報のデータベース構築を目指していた。
この両者の考えを融合し、生産者・流通業者・消費者間の情報共有による新しい農産物流通のインフラを目指したデータベースとして、青果ネットカタログ「」が生まれた。
SEICAの特徴
SEICAは全ての作業がホームページ(http://seica.info)上で行われる。
大きく分けて、登録と検SEICA索の2 種類に分かれている。
登録は、カタログ制作者としての個人情報を入力すると、システムが自動的にパスワードを発
行。そのパスワードでカタログ製作画面にログインできる。1品目・1カタログとし、入力できる情報は「生産物情報」「生産者情報」「出荷情報」の3 種類で、いずれも必須項目とオプション項目(空欄は閲覧時には表示されない)があり、全部で129 項目、ホームページ上で入力できる。
また、画像や音声ファイルも簡単に登録できる。
プレビュー画面で内容を確認し、登録ボタンを押すと8 桁のカタログ番号がその場で発行される。生産者は、アドレスWeb(http://seica.info)と当該カタログ番号をラベルや印刷で商品に記載するだけで、その内容をホームページで流通業者や消費者に伝えることが可能になる。
検索に関しては、番号検索と条件検索ができる。番号検索は手元にある農産物のカタログ番号を
入力することで情報がすぐにホームページ上で閲覧でき。この番号検索はi モード、EZweb、J-スカイ等、各社の携帯電話にも対応し、PC と同じで閲覧が可能。
また、条件検索は、品目、産地(県名、出荷者等で検索できる。)
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食品総合研究所/農産物のサービスXML Web青果ネットカタログ「SEICA 」稼働
2002年09月01日/未分類
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