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ナイス/茨城県石岡市に総合物流センター開設

2005年04月10日/未分類

ナイス(株)は、茨城県を中心とした関東北東部における住宅建築用資材全般の営業と物流体制の強化を目的に茨城県石岡市の柏原工業団地内に総合物流センター用地および建物を取得した。

敷地面積は17,445坪(約57,700㎡)で、関東における大規模物流センターは越谷(埼玉県越谷市、約20,700㎡)、木更津(千葉県木更津市、約36,000㎡)、横浜(神奈川県横浜市、約25,600㎡)に加えて4拠点目となった。

茨城県下における営業は、柏、宇都宮の両営業部が担当し、物流は宇都宮(建材・住設機器)、笠間(木材)、三和(集成材)の3カ所からカバーしていた。

これに対し、平成16年8月には営業強化の目的で茨城営業部を水戸市に開設するとともに、物流体制の構築を目指して用地の選定をすすめていた。

今回の拠点整備で、笠間、三和の両物流拠点は閉鎖、取得地は木材、集成材、建材、住設機器をトータルに取り扱う住宅建築用資材の総合物流センターとし、5月より業務を開始する。

また、敷地内に在来軸組工法と集成材+金物工法に対応するプレカット工場を建設し、8月からの操業を予定している。

茨城県つくば市、土浦市は、平成17年8月に開業予定で話題となっている「つくばエクスプレス」により、東京都心への通勤圏となることから、沿線における住宅需要が活性化するなどマーケットとしても大変注目を集めている。

そこで、地域密着営業の推進ときめの細かい物流体制を構築するとともに、弊社の工務店様受注支援メニューである「ナイスサポートシステム」のソフト・サービスの提供を軸に、販売店様、工務店様の新規開拓ならびに営業強化を目指す。

総合物流センターを開設する茨城県石岡市の柏原工業団地は、常磐自動車道の千代田石岡インターチェンジから車で約15分、弊社の営業拠点のある水戸市とつくば市を直線で結ぶほぼ中間点に位置する好立地であり、更に建設中の北関東自動車道(常陸那珂港~高崎)が開通すれば、東北自動車道や東関東自動車道との中継も含め、福島県、栃木県、群馬県、千葉県までを網羅する広域物流体制を構築することが可能となる。

今後は、この広域物流体制を視野に入れた地域密着型の拠点整備を図るなど、一層の営業強化に注力し、平成19年度には当該総合物流センターによる取扱高(出荷ベース)約100億円を見込んでいる。

石岡物流センター(仮称)概要
所在地:茨城県石岡市柏原2-1
敷地面積:17,445坪(約57,700㎡)
倉庫面積:3,562坪(11,776㎡)
事務所面積:166坪(550㎡)
設備投資額:約10億円
事業規模:初年度約30億円、平成19年度には約100億円を見込む(出荷ベース)
生産規模:プレカット事業年間1,000棟(在来、金物工法)

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