明治機械(株)は、中華人民共和国山東省徳州市経済開発区に100%出資によりロール製造工場を設立する。
工場は、ことし7月より建設に着手し、2006年4月からの稼動する。
山東省徳州市経済開発区は、1998年3月に山東省人民政府に批准されて省級開発区として創立されました。この地は西部は京鉄道、徳石鉄道、東部は京福高速道路があり、また、済南国際空港へ約1時間、天津港へ2時間、北京へ約3時間という立地である。
徳州市は全国の重要な食糧生産基地と食糧貯蔵基地で、全国の小麦の主要生産地として、農業及び製粉工業が非常に発達しており、山東省の重要な工業基地。
中国国内の小麦生産地に進出する日本の製粉機械製造企業は、同社が初めてで、段階的にまず徳州を中心にする山東、河北、河南省の中大型製粉工場と製粉機械製造会社を対象に販売を展開し、生産品目を拡大する。
販売先は中国国内、日本も含め全世界の市場を視野に入れ、中国市場では、高品質な小麦粉需要が急速に伸びていく予測があり、市場は確保できると判断した。
新会社概要
現地法人名:明治機械(徳州)有限公司
資本金:5億円
会社形態:独資会社(明治機械100%出資)
会社規模:土地面積約35,000㎡
生産計画予定:~2年目2,000本~3,000本/年
3年目以降4,000本/年
販売計画予定:~2年目約1億5千万円/年
3年目以降約3億5千万円/年