タイ・バンコックに近い同国の主要港、ラムチャバン港にてコンテナターミナルを運営する日本郵船(株)の関連会社ティップス(TIPS)は、新たに2基のガントリークレーンの導入を決定した。
TIPSは1991年の開業以来、3基の幅13列対応のガントリークレーンで運営してきたが、昨今のコンテナ輸送量の著しい増加に伴うコンテナ船の大型化に対応するため、現在より大型のガントリークレーン2基を中国のZPMC社に発注した。新ガントリークレーンの運用開始は2006年7月となる予定。
今回の新ガントリークレーンの導入で、同ターミナルでは幅17列までの大型コンテナ船の取扱いが可能となるほか、新ガントリークレーンはコンテナ取扱い能力が高いため荷役時間が短縮される。