日本電気(株)は、インテル社の64ビットCPU「Intel(R)Itanium(R)2(アイテニアム2)プロセッサ」を32個搭載したUNIXサーバ「NX7700/i9510」において、基幹業務パッケージ「SAPR/3」の販売管理処理性能を測定する標準ベンチマーク「SAPSDベンチマーク2-Tier」を実施し、32CPU構成での世界最高性能(2004年3月5日登録時点)となる4 750同時ユーザを達成した。
ベンチマークに利用したシステムは、HP-UX11iV2を基本ソフト(OS)とするサーバ「NX7700/i9510」とSAN対応ディスクアレイ装置「iStorageS2000シリーズ」で構成されている。
ベンチマーク性能値は、「SAPR/34.70」の販売管理(SD)モジュールにおいて、約12秒に1回という高い頻度で画面処理を行なうユーザが4 750人同時にシステムを利用できることを意味することから、大規模なシステム環境におけるNX7700/i9510の高い性能を実証するもの。