CHOYA(株)は、平成12年1月期決算より4期連続して当期純損失を計上し、当期においても大
幅な損失が見込まれ債務超過に陥る見込で、早期に当該状況を解消し収益体質に変革すべく「中期経営計画」を策定した。
計画の中で、粗利構造と生産体制について、国内、海外工場の整理再編による海外生産体制の強化(原価率の改善による収益増強)を図るとともに、子会社、生産・物流拠点の整理・再編として、業務の見直し、拠点の整理等、生産・物流拠点の整理・再編を行う。
粗利構造は、原価率の改善を図るべく全社上げてのコストダウンの取り組みを行うとともに、海外生産体制の強化する。
経費については、ブランドの見直し、返品削減等によりロイヤルティ、物流費を中心に平成18年1月期において、平成16年1月期見込対比で約6億円の減少を行う。
子会社の整理は、ニューハミルトン(株)の生産拠点であったタイSAHACHOYACO. LTD.を売却予定で、国内生産縮小に伴い枚方工場を売却する。