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富士通日立プラズマディスプレイ/宮崎にPDP新工場を建設

2004年03月11日/未分類

富士通日立プラズマディスプレイ(株)は、宮崎事業所(宮崎県東諸県郡国富町)の隣接地に、月産最大15万台規模のPDP新工場を建設する。

新工場は三番館と呼称し、需要が急拡大する2006年から2007年に合わせ、2005年初めを目途に建屋建設に着工し、2005年末に量産開始する。

当初は月産5万台でスタートし、需要動向により2007年には最大月産15万台まで増強する計画で、現在の二番館の月産5万台を、当初計画より4ケ月前倒しし、2005年1月から月産10万台体制とする。

三番館の建設により宮崎事業所は、二番館の供給能力と合わせ、2007年にはアウトプットベースで最大月産25万台(年間300万台)の供給能力を有し、世界最大規模のPDP生産工場となる。

PDPは、大画面・薄型である特長のほか、デジタルデバイスである強みを生かし、デジタル放送やDVD等のデジタルコンテンツの普及に伴い、薄型テレビや公衆表示用モニターとして、爆発的に市場が拡大している。

今後、地上デジタル放送のエリア拡大や、北米でのHDTVの普及、2004年夏のアテネオリンピック、2006年のワールドカップサッカードイツ大会開催等、薄型テレビ市場拡大に繋がるイベントが控えており、PDPのワールドワイド市場規模は、2003年の約140万台が、2007年にはMAX1000万台に拡大する見通し。

同社はPDPパネルの専業メーカーとして1999年7月に営業開始し、現在は月産5万台の供給を誇り、有力テレビメーカー向けを中心にワールドワイドに拡販している。

なお、生産体制拡大に伴い、技術職及び製造職の増員を図り、宮崎地区を中心に2007年までに約1000名の雇用増を見込んでいる。

三番館の概要
建設予定地:宮崎県東諸県郡国富町当社宮崎事業所南側隣接地
工場規模:約88,800㎡二階建構造(一部三階部分あり)
供給能力:最大月産15万台(アウトプットベース)
建屋着工:2005年初め
量産稼動:2005年末
投資総額約750億円(最大15万台/月時)

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