キヤノン(株)は、一眼レフカメラ用交換レンズの生産増強のため大分県安岐町にある大分キヤノン(株)安岐事業所内に、新たな工場棟を建設する。
急激なデジタル一眼レフカメラ市場の成長に伴い、交換用レンズの需要が急速に拡大しており、今後のさらなる需要拡大に向けた生産規模の拡張が急務となっているため、交換用レンズの新たな生産拠点の建設について、生産拠点の選定を進めていした。
その結果、大分県安岐町の大分キヤノン(株)安岐事業所の敷地内でデジタル一眼レフカメラから交換用レンズまでの一貫生産体制を構築できることによる相乗効果が見込まれるとともに、既存の部門とインフラを共有することができ、部品の供給環境も揃っていることなどの理由から、同地が最適と判断した。
新たに建設される拠点は、2006年3月に着工を開始し、2007年5月の生産開始を目指す。
新棟の概要
名称:大分キヤノン(株)
所在地:大分県東国東郡安岐町
代表者:代表取締役社長飯塚守
敷地面積:約122,700m2
延床面積:約14,600m2(増設分)
事業内容:一眼レフカメラ用交換レンズの製造
増員予定数:約600人(2007年末予定)
投資額当初約140億円
建築着工2006年3月予定
生産開始2007年5月予定