日本農産工業(株)、日本配合飼料(株)、三井物産(株)、三菱商事(株)の4社は、それぞれの機能を発揮し、配合飼料の生産、物流および研究開発の分野で業務提携を行う。
日本農産工業、日本配合飼料の両社は飼料生産・物流および研究開発の分野で、飼料製造の受委託、生産設備の統廃合、原料の安定確保等を図り、各地域でもっとも安全・安心かつコスト競争力のある飼料の生産・物流体制を整えることを目指す。
また両社が既に実施しているJ/V共同出資会社もしくは受委託先に対し、さらに協力関係を深め、三井物産と三菱商事は、両社の提携を全面的に支援し、特に原料調達を中心とする安全なサプライチェーン構築においてその機能を発揮する。
具体的な提携内容
1.南東北地域両社は既に日本配合飼料塩釜工場を牛用飼料専用工場に、日本農産工業塩釜工場を鶏・豚用飼料専用工場にすることで飼料の受委託契約を締結済み。将来的には同地域に大型の新工場設立を検討する。
2.中部地域日本配合飼料知多工場・日本農産工業知多工場の両工場は既に鶏・豚用飼料専用工場となっている。将来的には日本配合飼料知多工場敷地内に両社合同で最新設備を持つ新工場の建設を検討する。
3.西日本地域日本配合飼料関西工場で生産している畜産飼料(鶏・豚用飼料)の主力を日本農産工業水島工場に生産移管し、同地域における飼料生産の効率化を図る。
日本配合飼料関西工場は養魚用飼料を主力とした工場を目指す。
4.北海道地域両社の飼料生産拠点は、苫小牧地区・釧路地区を主要拠点とし、製品物流も考慮しつつ極力集約することを検討する。また両社は飼料配送の共同化を目指す。
5.北東北地域両社は大型工場を共同で運営することを目指して具体的事業化の検討に入る。
6.鹿島地域両社はそれぞれの生産拠点の効率的活用とともに、飼料配送の共同化を目指す。
7.九州地域志布志地区において、両社の生産拠点の効率的活用とともに、飼料配送の共同化を目指す。
8.その他養魚用飼料関連-養魚用飼料は日本農産工業が同社塩釜工場・横浜工場・志布志工場、日本配合飼料が同社知多工場・関西工場及び同社の関連会社鹿島飼料株式会社で生産しているが、両社が生産している銘柄を整理して最適な場所で生産を行う。
研究開発関連-畜水産の環境・安全問題に対する研究について、両社でテーマの分担やデータの共有化を図る。
種畜・種苗関連-生産・流通について、協力体制の構築を図る。
以上の各提携案件を推進するために、両社は生産、物流、研究開発のアイテム毎に検討委員会を設置し、より詳細、具体的な協議を行う。