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日本配合飼料/物流コスト上昇で畜産用配合飼料供給価格引き上げ

2007年06月22日/SCM・経営

日本配合飼料(株)は6月21日、海上運賃などの物流コスト、飼料穀物の国際価格が高騰しているとして、第2四半期の畜産用配合飼料供給価格をトン当たり1210円引き上げると発表した。

原料のとうもろこしや大豆粕の国際価格が値を上げており、円安基調も影響して今後さらに上昇が見込まれる、としている。

また、オリンピックを控えた中国の鉄鉱石・石炭需要などで海上運賃が上昇展開となっているほか、豪州石炭積み港での荷積み待ち滞船の悪化が加わり稼働船舶数が減少、パナマックスの海上運賃は5月半ばに過去最高値を更新した。

米国メキシコ湾岸積み日本向け航路についてもトン当たり80ドルを更新するなど「未曾有の高値」となっており、米国積み港までの物流コストも堅調で、「穀物輸送全般に関わる必要経費は前期よりも大幅に上昇している」として、供給価格引き上げに踏み切る。

改定幅は地域別・畜種別・銘柄別に異なる、としている。

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