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神戸製鋼/広島県五日市に取得した土地に新工場建設

2011年03月09日/物流施設

神戸製鋼所は3月9日、グループ会社であるコベルコ建機が2009年3月に取得した広島市五日市の土地に新工場を建設すると発表した。

新工場は、グローバルな事業展開に向けたもので、グループ全体の生産および開発の最適化を担ったグローバルエンジニアリングセンター(GEC)を設立するとともに、油圧ショベルを生産する広島地区の生産体制を再編する。

2012年5月の稼動開始を目指し、2011年6月に建屋の建設工事を着工する予定。

新工場は、現有祇園工場の中型油圧ショベルと沼田工場の大型油圧ショベルの生産機能を集約させ、沼田工場は、部品専用工場として再編。新工場では、従来から取り組んでいる生産性向上活動を更に発展させ、生産効率化を極限まで追求し、最高水準の生産性と競争力の実現を目指す。

■GEC・五日市工場の概要
所在地:広島県広島市佐伯区五日市港2-2
事業内容:油圧ショベルの製造、開発拠点
土地面積:約10万㎡
建屋面積:約3.5万㎡
総投資額:198億円(投資済:83億円 追加投資:115億円)
建設工期:2011年6月工事着工、2012年1月末竣工
操業開始:2012年5月(2013年3月末移転完了)
施設構成:開発センター、先行技術センター、総合研修センター、工場事務所、組立棟、製缶棟、出荷棟

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