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日本郵船/定期コンテナ船共同運航でアジア~北米西岸航路を改編

2011年03月10日/国際

日本郵船は3月10日、同社が所属する定期コンテナ船共同運航組織「グランドアライアンス」のアジア~北米西岸航路を改編すると発表した。

JCX(JapanChinaExpress)サービスを再開するとともに、その他3サービスを改編することで、より利便性の高い広範な太平洋航路サービスネットワークを提供する。

JCXサービスは2年ぶりの再開となり、これまでSCX(South China Sea Japan Express)サービスで寄港していた全ての日本の港(神戸、名古屋、東京、仙台)をカバーする。これに加えて、中国の青島、および同社では初となる韓国の光陽への直接寄港を開始する。

JCXサービスの変更にあわせて、CCX(Central China Express)サービスは、青島を抜港することで、より安定したスケジュールを実現し、SCXサービスは、日本を経由しないことでカイメップ(ベトナム)と北米西岸間でより競争力の高いトランジットタイムを提供する。また、SSX(SuperShuttleExpress)サービスでは、新たに中国の福州に寄港することで華南と北米西岸間の旺盛な輸送需要に対応する。

■改編後のアジア‐北米西岸航路概要
【JCX】(5月15日より開始)
寄港順:青島(中国)‐光陽(韓国)‐神戸‐名古屋‐東京‐仙台‐ロサンゼルス(米国)‐オークランド(米国)‐東京‐名古屋‐神戸‐青島

【CCX】(5月19日より新ローテーション開始)
寄港順:寧波(中国)‐上海・外高橋(中国)‐上海・大小洋山‐釜山(韓国)‐ロサンゼルス‐オークランド‐釜山‐寧波

【SCX】(5月8日より新ローテーション開始)
寄港順:レムチャバン(タイ)‐シンガポール‐カイメップ(ベトナム)‐高雄(台湾)‐ロサンゼルス‐オークランド‐高雄‐蛇口(中国)‐レムチャバン

【SSX】(5月14日より新ローテーション開始)
寄港順:塩田(中国)‐蛇口‐香港‐ロングビーチ(米国)‐高雄‐福州(中国)‐アモイ(中国)‐香港‐塩田

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