日本インフォア・グローバル・ソリューションズとヴォコレクトジャパンは4月18日、物流センター向けに、音声を活用したソリューションでの協業を発表した。
<ヴォコレクトジャパンの内田雅彦社長(左)と日本インフォアの村上智社長(右)>
今回の協業により、主に国内の物流センターにおいて日本インフォアが提供するInfor SCM Warehouse Management(以下:Infor WMS)とヴォコレクトジャパンの音声認識技術の融合を図り、顧客に競争力のあるソリューションの提供が可能になる。
両社はともにグローバルで事業展開をしている企業の日本法人で、海外では技術的な標準連携が図られ、これまでに50社以上の実績があり、日本では今後3年間で30社新規顧客を目標としている。
両社のパートナーシップが強固なものとなり、ローバル規模のサービスとサポートを受けることができる。
<Infor WMSとVocollect Voiceとの連携は、基幹システムと現場システムの密結合を実現するOut-of-Boxのインターフェースでコントロールする統合ソリューション>
<Infor WMS Voice インテグレーション>
具体的な活動領域として、音声ソリューションの持つ優位性を最大限に活用できる物流センターでの業務(ピッキング、仕分け、入出荷、検品、棚卸、補充、棚移動など)の負荷軽減と効率化にむけて提案を行う。
合わせて、両社のソリューションの採用によって、生産性と正確性の向上、現場プロセスの最適化と庫内業務実態の見える化を実現をセミナーの共同開催などを通じて訴求することで、事業領域の拡大を目指す。
なお、5月20日に大阪で25日に東京で「経営目標を実現するロジスティクス戦略セミナー」を行なう。
■大阪セミナー
http://www.infor.jp/company/events/20110520seminar
■東京セミナー
http://www.infor.jp/company/events/20110525seminar