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JFEシステムズ、日本テラデータ/SAP ERPデータの有効活用で協業

2011年06月29日/IT・機器

JFEシステムズと日本テラデータは6月28日、 SAP ERPに格納されたデータを活用した高度な意思決定を支援するビジネス・インテリジェンス(BI)/データウェアハウス(DWH)分野で協業し、SAP ERPユーザー向けBIソリューション「KPIMart for Teradata」の販売を開始した。

JFEシステムズは、SAP BusinessObjectsのパートナーとして同社ETLツール「SAP BusinessObjects Data Integrator」によるSAP ERPの財務(FI)、管理会計(CO)、販売/物流(SD)、在庫/購買(MM)、生産(PP)といった各モジュールからデータを抽出した統合DWH構築に強みを持ち、 それらの構築資産を包含したSAP ERPユーザー向けBI/DWHテンプレート「KPIMart」を提供してきた。

今回の協業では、テラデータは国内外の豊富なDWH構築実績に基づく情報活用ノウハウをJFEシステムズに提供し、JFEシステムズは「KPIMart for Teradata」をリリースする。「KPIMart for Teradata」はSAP ERPのデータとそれ以外の業務系データをTeradataDWH上で統合し、多角的かつ総合的なデータ分析インフラストラクチャーを実現する。

これに先立ち、JFEシステムズはテラデータのビジネス・パートナー制度である「Teradata Partner Network Certified Strategic Partner」契約を締結し、共同での販売活動を強化することで合意。

導入を検討されている顧客には、共同でPOC(Proof of Concept:顧客導入前の機能検証)の検証環境および支援作業を提供し、顧客の抱える問題の解決に双方で努める。 なお、この契約締結に伴い顧客は、「KPIMart for Teradata」およびテラデータのDWH製品をJFEシステムズから直接購入することができ、ワンストップでの購入および導入支援サービスを受けることができる。

価格は、KPIMart for Teradata一式とテラデータのDWH製品で3500万円(税別)から。

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