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川崎近海汽船/4月~6月期の売上高7.2%増、営業利益72.7%減

2011年07月30日/未分類

川崎近海汽船が7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高102億6300万円(前年同期比7.2%増)、営業利益1億1800万円(72.7%増)、経常利益7500万円(80.3%減)、当期利益3億1600万円(10.3%減)となった。

東北地方の道路や港湾などのインフラ設備の多くが被害を受け、また急激な為替変動や燃料油価格の上昇が続くなど厳しい経営環境となった。

近海部門の不定期船輸送では、日本向け石炭・ドロマイト等ばら積貨物輸送で年度契約により安定した輸送量を維持した。また定期船輸送でも、好調な鋼材需要に支えられ、輸送量は前年同期を上回ったが、燃料油価格の更なる高騰が響き収支は悪化した。

内航部門の不定期船輸送では、鉄鋼、セメントメーカー向け石灰石専用船は概ね順調な稼動となり安定輸送量を確保した。一方、定期船輸送では、釧路航路、苫小牧航路、北九州航路の各航路とも震災の影響により一時、北関東から京浜港へ寄港地を振り替え、その後、原航路へ復帰したが輸送量は減少した。

通期は、売上高416億円(6.9%増)、営業利益11億円(59.1%減)、経常利益10億円(60.4%減)、当期利益75億円(50.1%減)を見込んでいる。

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