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ダイキン/消費電力を約45%削減の海上コンテナ用冷凍機発売

2011年11月02日/IT・機器

ダイキン工業は11月9日、省エネ性に優れた「スクロール式DCインバータ圧縮機」を業界で初めて搭載するとともに、操作性、メンテナンス性を高めた海上コンテナ用冷凍機「ZESTIA(ゼスティア)」の発売を介する。

同社は、業務用エアコンで豊富な実績を誇る「スクロール式DCインバータ圧縮機」を業界で初めて海上コンテナ用冷凍機に採用し、消費電力を約45%削減した。また、昨今のコンテナ船の大型化に対応し、より効率よく短時間で点検作業を行えるよう、機械の操作性やメンテナンス性も大きく向上させた。

業界初「DCインバータ圧縮機」の搭載により、トップクラスの省エネ性を実現。インバータ制御により、圧縮機の回転数をきめ細かく調整することで大幅に消費電力を削減し、同社従来機に対して約45%の省エネを実現するとともに、庫内温度をより安定的に制御することが可能になった。

また、操作性、メンテンス性に優れた新機能を搭載。運転データをUSBメモリにダウンロード可能なほか、バックライト付き「フルドット大型液晶画面」で見やすさを向上。さらに、簡単故障診断機能でメンテナンス性を向上している。

価格はオープン価格。

なお、今年の7月には、国際海運でのCO2の排出規制の導入が決定されている。また、原油価格の高騰をうけ、コンテナ船全体での省エネの取り組みが一層加速している。このようなCO2の排出削減や運行コスト低減などの観点から、海上コンテナ用冷凍機に対しても省エネ性を追求する動きが強まっている。

問い合わせ
ダイキン工業
低温事業本部営業部
TEL:06-6307-2341

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