佐川急便は11月21日、全国で稼働する小型集配車両のボディを、SGモータースが開発した新型ハイブリッドボディを採用し、今後順次導入すると発表した。
＜新型ハイブリッドボディ＞
ハイブリッドボディは、従来工法のポスト構造（SGパネルバン）と ECOボディのメリットを融合した新型ボディとして開発したもので、軽量化と積載重量の向上、低燃費化を実現した。
ドライバーの作業環境の改善、顧客に合わせた車両改造に対し柔軟に対応することが可能となり、輸送効率の向上と温度管理を含めた輸送品質の向上を図ることができる。
佐川急便で稼働する集配車両（軽四自動車を除く）は全国で約2万台以上で、その内約70％を占める小型集配車に、SGモータースが自社で開発し製造するECOボディ1が搭載している。
ECOボディは、グリーン購入大賞優秀賞を受賞するなど環境に配慮し、庫内温度上昇を抑えたドライバーと荷物に優しいボディだが、輸送形態の多様化により庫内への各種オプション取り付け加工などが容易に行えないことから、SG モータースでは次世代ボディの開発を進めていた。
