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タイ洪水被害/地域により復旧状況さまざま

2011年11月23日/生産

タイ洪水被害に対して、象印マホービンのバンチャン工業団地にある工場は、10月25日から操業を停止していたが、11月22日より一部操業を再開した。

バンパコンの新工場では、洪水による浸水等被害はなく、2012年1月の稼働に向けて準備を行っている。

不二精機の子会社は10月11日より操業を停止しているが、工場内に立ち入ることができないため、被害の詳細をつかめていない。

操業停止に伴う代替策として、日本国内工場において一部代替生産の準備を進めているほか、チョンブリー県アマタナコン工業団地内の貸工場にて生産再開の準備を進めている。

クボタは洪水の被災地域への支援で、工場内の洗浄等に使用できる工業用水の供給が可能なユニット型の浄水設備(発電機付属)をタイ王国政府に寄付を決めた。

支援の内容は、ユニット型の浄水設備10台、設備の輸送・配置、オペレーターの派遣3名ので総額約2億円になる。

日本電産の子会社はロジャーナ工場を11月21日から生産を再開した。現在3工場が操業停止中で1工場が代替生産中。

芝浦電子のサハラタナナコン工業団にある工場は現在も操業停止状態が続いている。同工業団地は12月中旬より排水作業が始まる見込み。操業開始については、現地の工業団地の復旧状況を勘案し判断する。

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