国土交通省は11月28日、アユタヤ県のロジャナ工業団地で排水作業を実施していたが、27日に排水作業を完了したと発表した。
洪水被害を受けたタイへの排水支援の一環として、排水能力が高く機動性に優れた排水ポンプ車を派遣し、11月19日から作業を行っていた。
<排水作業の模様>
<排水前の状況(11月19日)>
<排水後の状況(11月27日)>
ロジャナ工業団地では、排水ポンプ車10台による24時間体制の排水作業の結果、推定約230万立方メートル(25mプール約6400杯分)を排水し、最大1.5m程度水位が低下した。
排水ポンプ車は、タイ政府から排水作業の要望のあったバンカディ工業団地へ移動し、引き続き同工業団地と周辺住宅地の排水活動を行う。