富士通マーケティングは2月15日、サントリーフーズ、サントリーロジスティクス、サントリー食品インターナショナルの3社が3月2日から実施するサントリー天然水の家庭用宅配事業の基幹システムを構築したと発表した。
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サントリーは同システムを構築するにあたり、初期投資を抑制しつつ今後のビジネス拡大に対応可能で、高度なセキュリティ環境が確保されたクラウドERPである「NetSuite」を採用し、複数の会社/事業所で展開している。
今回サントリーは、水に対する安心・安全への意識がますます高まる中、家庭用宅配事業を強化すべく、5段階の温度設定などの新機能を搭載した新ウォーターサーバーを開発し、3月2日より1都3県を対象にレンタル提供開始する。
富士通は消費者向けWebサイトと統合した販売物流の基幹システムを、「NetSuite」により構築し、Webサイトとコールセンターからの契約と配送・債権債務の一元化を実現した。また、クラウドでの提供であるため、運用コストの削減が実現し、今後のビジネス拡大にも柔軟に対応する、としている。