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商船三井/4~12月の当期損失587億円

2013年01月31日/決算

商船三井が1月31日に発表した2013年3月期第3四半期決算によると、売上高1兆1194億9000万円(前年同期比4.3%減)、営業損失113億8000万円(前年同期は183億7500万円の営業損失)、経常損失157億9900万円(前年同期は186億6900万円の経常損失)、当期損失587億1300万円(前年同期は251億4100万円の当期損失)となった。

ドライバルク船は、年初から新造船の大量竣工が続いて需給バランスの改善が進まず、各船型の市況とも低迷を続けたが、ケープサイズ市況は、中国向けを中心に荷動きがピークとなる10月以降、4航路平均
で1万ドル台後半まで回復した。しかし、12月には年明けの荷動き減少を見込んで反落し、再度1万ドルを下回った。

原油船(VLCC)市況は、夏場の不需要期入りと中国の景気減速に伴う荷動きの鈍化とが相まって軟化していたが、冬場の需要期を控え、11月以降運賃は上昇した。

コンテナ船市況は、夏場中頃から、欧州の景気停滞とそれを一因とする中国の景気減速などとともに、欧州航路を中心に、運賃水準は軟化したが、運賃修復の動きが相次ぎとられ、一層の下落に歯止めがかかった。

通期は、売上高1兆5100億円(5.2%増)、営業損失180億円(-)、経常損失280億円(-)、当期損失1770億円(-)の見通し。

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