ジョーンズ ラング ラサール(JLL)は1月31日、世界有数の銀行HSBCより、同社が全世界で所有する539万㎡に及ぶ不動産のファシリティマネジメント業務を一括受託したと発表した。
HSBCが世界に点在する不動産管理をJLLに一括してアウトソースした狙いは、北米・中南米・アジア太平洋地域・ヨーロッパ・中東・アフリカでの1万1000拠点の業務効率化・一括管理。
JLLは1998年以来、HSBCの北米地域の不動産アドバイザリー業務を担当してきたが、その後、責任地域を北米地域のみならず、中国・タイ・メキシコ・パナマへと広げ、管理面積は390万㎡に拡大した。また不動産売買に関するパートナーとして、アジア太平洋地域・中南米・中東 ・北東アフリカ地域でもサービスを提供している。
今回のプログラム拡大にあたり、HSBCはJLLの最新のプラットフォームにより、世界中の不動産ポートフォリオの一括管理および比較分析が可能になる。