豊田通商とアミテックは2月13日、ロシアで自動車用オートマチックトランスミッション／マニュアルトランスミッション・シフターシステム（以下：AT/MTシフターシステム）の製造・販売事業に参画すると発表した。
アツミテックと豊田通商は、今後も需要拡大が見込まれるロシア市場での事業拡大のため、2013年1月17日に、ロシア2大自動車産業地域の１つであるサマーラ州トリヤッチ市に両社の合弁会社Atsumitec Toyota Tsusho Rus LLC（以下：ATTR）を設立した。
ATTRは、2014年よりAT／MTシフターシステムの現地生産、販売を開始、ロシア最大の自動車メーカーであるJSC AVTOVAZ（以下：アフトワズ社）へ販売すると共に、将来的にはロシア国内に製造拠点を持つ他の自動車メーカーへも販路を広げ、売上高として、初年度に約2億円、2016年には約15億円を目指す。
■ATTRの概要
会社名：Atsumitec Toyota Tsusho Rus LLC
（アツミテック トヨタツウショウ ロシア）
所在地：ロシア・サマーラ州トリヤッチ市
会社形態：アツミテックと豊田通商との合弁会社
資本金：800万ルーブル （約2400万円）
出資比率：アツミテック51％、豊田通商49％
役員：4名（アツミテックより2名、豊田通商より2名）
設立：2013年１月17日
取扱品目：AT/MTシフター、ケーブル等
営業開始：2013年12月予定
