日本コンセプトが2月13日に発表した2012年12月期決算によると、売上高73億3100万円（前年同期比1.9％減）、営業利益10億1200万円（19.6％減）、経常利益11億1800万円（23.2％増）、当期利益6億6100万円（23.9％増）となった。
下半期に入ってからは、為替が5月以降に再び79円レベルの円高に戻り、加えて、欧州の景気低迷が長期化し、中国の景気減速も継続する中、一転して、欧州・中国を相手方とする取引を中心として輸出入・三国間取引が全体的に低迷をした。
年末は、季節的な取扱増加や在庫調整の進展に伴う需要の復活が期待されたが、例年ほどの勢いがなく、取扱量の急回復と迄は至らなかった。
来期は、売上高82億5000万円（12.5％増）、営業利益13億8000万円（36.3％増）、経常利益10億7000万円（4.4％減）、当期利益6億4000万円（3.3％減）を見込んでいる。
