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富士通/サプライチェーンリスク管理サービス、クラウドで提供

2013年03月21日/SCM・経営

富士通、富士通総研、富士通システムズ・ウエストは3月21日、取引先のサプライチェーンの事業継続能力を評価・管理する「サプライチェーンリスク管理サービス SCRKeeper(エスシーアールキーパー)」を、4月よりクラウドサービスで提供すると発表した。

<サプライチェーンリスク管理サービスの概要図>
20130321fujitsu - 富士通/サプライチェーンリスク管理サービス、クラウドで提供

災害など不測の事態発生時の取引先の事業継続能力を評価・分析することができるほか、公的機関から提供される最新のハザードマップを随時取り込み、災害ごとの取引先所在地の被害予測・評価を行うことも可能。

これにより顧客は、取引先のサプライチェーンの事業継続能力や、地域的な被害想定から災害発生時に自社に与える影響範囲の特定、復旧時間などを平時から予測することができる。

災害発生時には、取引先から被災状況報告を集約する機能を有しており、顧客による迅速な代替調達先の選定、生産管理の調整、取引先への対応を支援する。

トヨタ自動車のシステムをベースに富士通のクラウドサービスとして開発し、提供する。

販売価格は月額30万円より、提供時期は4月1日から。2015年度末までに、関連サービスを含み、売上30億円の販売目標としている。

■サプライチェーンリスク管理サービス SCRKeeper
http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/saas/application/scrkeeper/

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