NTNは3月25日、グループ内物流業務の効率化とコスト削減を図るため、4月1日に物流子会社「NTN物流」を設立すると発表した。
4月からスタートする新・中期経営計画で、利益を造る企業体質への変革を目指した構造改革の柱の一つとして物流業務改革を進めるもの。
物流改革では、物流部が行っている業務を物流子会社に移管し、NTNグループ内企業の物流業務を専門に対応する子会社「を新設することで、グループ内企業の物流業務を集中管理していく。
NTN物流は、完成品・半製品・調達品の物流業務の一元管理による輸送の効率化、物流拠点の統廃合、梱包仕様の見直し改善、物流コストの見える化によるあらゆるムダの排除などを通じて、物流コストの削減を図る。
物流品質の向上、安全・環境負荷対策など、顧客満足に則したサービスの提供と同時に社会貢献にも注力していく。
■新会社の概要
会社名:NTN物流
本社所在地:三重県桑名市大字東汰上字前田1092-1 (NTN 輸出センター内)
事業内容:貨物利用運送事業、入出荷業務、梱包作業、輸配送手配業務 など
資本金:1000万円
設立:2013年4月
従業員数:約100名(予定)