日野自動車は3月26日、ハイブリッドトラック・バスのグローバルでの累計販売台数が2月末までに1万28台となり、商用車メーカーとして1万台を世界で初めて突破したと発表した。
日野は、1991年に世界初のハイブリッド市販車となる大型路線ハイブリッドバスを発売して以来、商用車の環境技術のフロントランナーとして技術革新を進めてきた。
小型トラック「日野デュトロ ハイブリッド」は顧客からの評価が高く、クラス世界初となる2003年の発売以降、ハイブリッドトラック・バス全体の販売を牽引。
2011年7月のフルモデルチェンジでは新世代ハイブリッドシステムの搭載によって燃費を大幅に向上させ、これまでの大口の顧客に加えて小口や自家用の顧客にも広がっている。
小型ハイブリッドトラックは海外へも展開しており、2007年のオーストラリアを皮切りに、最近は米国などでも販売を開始し、日本を含め世界7か国で販売。
今後もハイブリッド車のメリットが発揮出来る市場への導入を検討していくとしている。