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横浜市港湾局/コンテナターミナル整備本格化

2013年04月03日/物流施設

横浜市港湾局は4月3日、2013年度の横浜市港湾局予算概要・事業計画書、事業評価書、審査書を公表した。

予算編成の考え方では、国際競争力のある港 ~国際コンテナ戦略港湾の推進~を挙げ、国際海上輸送の中心であるコンテナ貨物については、あらゆる航路で十分な寄港頻度を確保することが必要としている。

このため、北米航路などの基幹航路に対しては、横浜港に我が国を発着する貨物の集中、国際積替貨物の獲得を図るとともに、急速に進む船舶の大型化に迅速に対応することが不可欠。また、我が国最大の貿易相手国である中国をはじめ、アジア諸国との貿易貨物の取扱いを拡大していくことが重要としている。

対応策として、国内外での戦略的なポートセールス活動を展開するとともに、競争力のある貸付料など利用者ニーズに的確に対応した港湾経営の実現に取り組んでいく。同時に、横浜環状道路の整備促進、内航海運及び鉄道輸送の拡大を支援していくとしている。

また、貨物集荷促進策として、横浜港へ貨物を集中させようとする民間事業者に対する補助制度を効果的に実施していく。船舶の大型化に対しては、本年秋の供用開始に向けて、本牧ふ頭 D4 コンテナターミナルの改良工事を進める。南本牧ふ頭においては、2014年の供用開始を目指し、MC-3 コンテナターミナルの整備を本格化するとともに、隣接する MC-4 コンテナターミナルの建設に着手する。

さらに、本牧ふ頭CD間基部の埋立てなどによる本牧ふ頭の再編整備について検討を進めるとしている。

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