SEMITECは2月20日開催の取締役会で、「薄膜サーミスタ」の需要拡大に対応するため、千葉工場の敷地内に新棟を建設するとともに、山口県宇部市に新たに国内第2生産拠点(山口工場)を建設することを決定した。山口工場の竣工は2027年7月を予定している。
<山口県宇部市に新たに建設する国内第2生産拠点のイメージ図>

薄膜サーミスタは、医療分野での安定した需要に加え、その他の用途でも採用が広がりつつあり、生産能力の増強を進めているが、将来的には想定を上回る需要増加が見込まれており、現在進めている千葉工場の生産能力増強だけでは、中⾧期的に供給能力が不足する可能性が高まっている。
こうした状況を受け、千葉工場に新棟を建設して生産能力をさらに拡張するとともに、山口県宇部市に国内第2生産拠点新設を決めた。
なお、宇部市での新拠点設置は、3月24日開催予定の宇部市議会での土地売却の議決を前提としている。
■山口工場の概要
所在地:山口県宇部市大字西岐波
施設用途:薄膜サーミスタおよびバルクサーミスタの生産対応
着工:2026年9月(予定)
完成予定:2027年7月(予定)
延床面積:約2600m2(予定)
投資額:約30億円(予定)