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ヤマトHD/3月期の当期利益77%増の351億円

2013年04月30日/決算

ヤマトホールディングスが4月30日に発表した2013年3月期決算は、売上高1兆2823億円(前年同期比 1.7%増)、営業利益662億円(0.7%減)、経常利益679億円(0.1%増)、当期利益351億円(77.6%増)だった。

当期利益は、前期に実施した東日本大震災の復興支援の寄付金142億円がなくなり、大幅な増益となった。

デリバリー事業の売上高は、法人の顧客を中心とした宅急便の取扱数量が好調に推移し、1兆282億円(1.3%増)、営業利益419億円(2.3%増)。

BIZ-ロジ事業の売上高は、通販業界向けサービスや医薬品・医療機器メーカー向けサービスの利用が拡大などから868億円(5.2%増)、営業利益40億円(11.8%増)となった。

ホームコンビニエンス事業の売上高は、東日本大震災や地上デジタルテレビ買い替えの影響から、前年度における引越・家電配送の需要が増加していた反動により446億円(6.5%減)、営業損失5億円。

e-ビジネス事業の売上高は、情報機能と物流機能を合わせたサービスなどが拡大した結果370億円(4.4%増)、営業利益69億円(4.2%増)。

フィナンシャル事業の売上高は、宅急便コレクトや電子マネーの決済件数が増加したことなどから567億円(4.8%増)、営業利益85億円(14.3%減)。

来期は、通販市場の宅急便のシェア拡大、クロネコメール便の再構築を進め、売上高1兆3370億円(4.3%増)、営業利益700億円(5.7%増)、経常利益710億円(4.4%増)、当期利益400億円(13.8%増)を見込んでいる。

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