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乾汽船/3月期の売上高7.3%減、営業損失18億3000万円

2013年05月08日/決算

乾汽船が5月8日に発表した2013年3月期決算によると、売上高125億3700万円(前年同期比7.3%減)、営業損失18億3000万円(前年同期は12億2800万円の営業損失)、経常損失11億800万円(前年同期は12億5000万円の営業損失)、当期損失37億3700万円(前年同期は7億6100万円の当期損失)となった。

シンガポールに現地法人を設立し、長期貸船事業による安定収益の確保と、事業の東京本社への一極集中によるリスクを分散させる。

同社の事業開始にあたり、パナマ連結子会社が所有する新鋭ハンディサイズ船2隻を売却した結果、固定資産売却損として24億100万円を計上した。

グループ保有船の代替計画の推進の一環として、3隻の老齢船を処分し、所有不動産の売却とあわせ、固定資産売却益10億100万円を計上した。

定期用船は一部用船契約を解約し、5億6400万円の用船解約金を計上致した。さらに、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討し、その全額を取り崩したこと等により、法人税等調整額4億3800万円を計上した。

来期は、売上高193億円(53.9%増)、営業損失5億円(-)、経常損失6億円(-)、当期利益2億円(-)の見通し。

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