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フェデックス/ヘルスケア業界向けに冷蔵輸送用梱包オプション

2013年08月26日/IT・機器

フェデラルエクスプレス(フェデックス)は8月26日、冷蔵輸送を必要とする顧客向けに、2~8度の温度管理下で96時間までの輸送が可能な梱包オプションを追加し、温度管理梱包(TCP)サービスのポートフォリオを拡大すると発表した。

NanoCool社が製造するこの梱包材は(特許取得済み)、保冷剤やドライアイスを使用せずに5分以内に内部の温度を4度にすることが可能。梱包材内部のボタンを押すだけで冷却プロセスが始まり、徐々に水を蒸発させるという特殊な冷却システムによって冷蔵輸送に求められる低温状態を保つ。

新たな冷蔵輸送用梱包システムの利点は、保冷剤やドライアイスを利用せず、2~8度の温度を冷却開始から最大96時間保つ信頼性。冷却、冷凍準備等の事前の処置を行う必要がなく、シンプルで使いやすい。

小型で、重量も保冷剤を使うシステムの半分以下。複雑な組み立てが不要で、すぐに使うことができる。

この冷蔵輸送用梱包オプションは、アジア太平洋地域の13市場、オーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムで利用可能。

簡単に使えて信頼性とコスト効率が高く、環境にもやさしい梱包オプションは、特にヘルスケア業界の顧客に有効なサービスとしている。

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