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米国/8月度のアジア主要10か国発のTEU実績1.3%増

2013年09月13日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は9月13日、米国海上コンテナ輸入の8月実績をまとめた。

アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port・母船積地ベース・実入り・FROB含)は前年8月との比較では1.3%増となった。

アジア発の6割以上を占める中国発は、7月は6月に対して12.4%増だったが、8月は7月に対して03%増と横ばいとなったが、前年比では4.5%増となった。

一方、他の9か国は、インド以外は全て7月実績を下回り、10か国合計では前月比2.8%の減、前年比では1.3%増となった。

2位の韓国は自国分(荷受け地ベース)前年比8.2%減に加えて中国、ベトナムからのTS分の減少で、母船積地ベースの前年比は5.8%減となった。

3位の香港は7月の減少幅が1%に改善した後、8月は5.8%減と再び拡大した形。

4位の台湾も7月の4.8%増から8月は8.8%減となった。5位 シンガポールは7月の10%増に続いて8月も7.6%増で、5月以来3か月連続して日本を上回っており、日本の6位が定着傾向にある。

日本は、荷受地ベースでも7月に続きベトナムを下回り4位となった。日本は母船積地ベース(直航分)では前年比3.6%減だったが、釜山港経由TS分は前年比13.2%増となっている。

なお、米国向けコンテナ世界合計の前年比は、上半期(1-6月分)が0.6%減の後、7月は2.7%増、8月は1.7%増とプラスとなっている。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

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