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東京エレクトロン/貿易帳票管理システム導入、50%工程削減目指す

2013年09月25日/国際

富士ゼロックスとアマノ ビジネスソリューションズは9月25日、東京エレクトロンに貿易帳票管理システムを納入したと発表した。

<東京エレクトロンのシステム構成図>
20130925fuji - 東京エレクトロン/貿易帳票管理システム導入、50%工程削減目指す

東京エレクトロンでは、貿易関連帳票の電子化と業務効率化により、海外向けパーツ受発注出荷業務の工数を37%削減し、10月稼働予定の出荷業務の自動化などにより、最終的に50%の海外向けパーツ受発注出荷業務の工数削減を目指す。

貿易帳票管理システムシステムは、電子帳簿保存法が規定する「電子取引の取引情報に係る電磁的記録の保存要件」を遵守しており、運用面や法的要件に関して東京国税局および東京税関の確認を得て2012年12月より稼動しています。

東京エレクトロンは、世界中の顧客に納入した製造装置の安定稼働に必要となるサポートパーツについて、海外現地法人との受発注出荷処理の工数削減によるスピードの大幅な向上、規制や法的要件遵守に伴い発生する請求書・輸出申告書など貿易関連帳票の電子化による、効率化・省力化・コスト削減が求められていた。

富士ゼロックスは、貿易業務全般に関するノウハウを最大限に活用した貿易帳票管理ソリューションをベースに、東京エレクトロンの海外向けパーツ受発注出荷業務・作業工程の「見える化」を実施。
電子文書管理ソフトウェア「Apeos PEMaster Evidence Manager」により電子化された貿易関連帳票の確認・承認・保管管理など、煩雑な帳票処理業務の効率化を推進する「貿易帳票管理システム」を構築した。

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