国土交通省関東地方整備局、中日本高速道路、東日本高速道路は10月16日、圏央道の開通区間の効果を発表した。
<開通区間の位置図>
3月から4月に開通した区間の3か月後の整備効果を調査したもので、開通区間は海老名IC~相模原愛川ICと茅ヶ崎JCT~寒川北IC、東金JCT~木更津東ICの区間。
物流企業からは、定時性の確保による安定的な配送が可能になったとの声もあり、企業活動にも圏央道が貢献しているとしている。
「圏央道を利用することにより、移動時間が読めることが最大のメリット。安定したダイヤを組むことが可能となり、朝の拠点から各店舗への配送、夕方の各店舗から拠点への配送などにおいて、約20分の短縮が図られている」と物流企業の声を紹介している。