アマゾンは12月5日、過剰な梱包資材を省く長期的な取り組みであるAmazon フラストレーション・フリー・パッケージ （FFP）の対象商品が、5年前の導入時の19商品から、現在20万を超える商品にまで拡張したと発表した。
FFPは、顧客が玩具や家電製品を開封する際に経験するフラストレーションを軽減するため、Amazon が主要メーカーと共同で開発した、よりコンパクトで、開封しやすく、リサイクル可能な素材を使用した段ボールを使ったパッケージで、過剰包装を減らす一方で、中身を保護する。
2008年に19商品を対象に開始したFFPへの参加企業数は、4社から現在2000社以上となった。日本での参加メーカーは、パナソニック、トランセンド・ジャパン、バッファロー、エレコム、アイ・オー・データ、プラネックス、TDK等。現在まで、175か国にわたり、7500万個以上の商品をFFPで届けている。
この取り組みで、段ボール使用を約5.5k㎡削減、1万トン以上の過剰包装を削減、包装箱で41万立法メートルを削減したとしている。
