LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





国交省/大規模災害時の船舶の利用で最終報告

2014年03月12日/調査・統計

国土交通省は3月11日、「大規模災害時における船舶の具体的活用方策」について最終報告をとりまとめた。

船舶の有する機能・役割等の整理で、輸送機能では、発災直後からの緊急輸送(人員・車両等)、陸上交通の代替輸送を想定される主な役割に挙げている。

今後の取組の方向性として、迅速な手配が求められる緊急輸送については、平時の事業活動との調整円滑化及び現地での受け入れ体制整備が重要、としている。

個別検討事項の、「船舶の活用に関する実務手順の円滑化」は2014年度に実施予定としている。自治体において海上輸送等の船舶活用支援の受け入れを容易化するため、特定の地域ブロックをモデルとして、災害時船舶活用の対応手順等を整理し、マニュアル例を作成する。

船舶の輸送以外にも、被災者支援、医療、通信、電力供給などについて船舶の役割を整理している。

■大規模災害時の船舶の活用等に関する調査検討会 最終報告書
http://www.mlit.go.jp/common/001030664.pdf

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース