旭硝子は6月26日、ベルギーの子会社AGCガラス・ヨーロッパ・ルー工場で生産停止と工場閉鎖を決定した。
2月10日から継続してきた工場労働組合への説明と協議を終了し、現地法に基づき決めた。
生産している太陽電池用カバーガラス市場が供給過剰による価格低下が続き、事業の採算は悪化。同工場の稼働による営業損失の発生は避けられないことから、市場環境に合わせた生産体制の見直しが急務であり、他製品への生産転換も不可能との結論に至った。
■子会社の工場概要(ルー工場)
所在地:ベルギー・ルー
従業員数:190人
製造品種:太陽電池用カバーガラス(型板ガラス)
製造設備:型板ガラス窯1基、強化・コーティングライン等
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