レッドウッド・グループ・ジャパンは9月9日、千葉県市川市原木で「レッドウッド原木ディストリビューションセンター2」を地鎮祭を実施した。
京葉線二俣新町駅から徒歩3分、東関東自動車道湾岸市川ICから900m、京葉線と武蔵野線が分岐する場所に位置し、延床面積1万2400㎡、地上5階建ての規模。10月1日に着工し、2015年8月竣工を予定している。
ラックバースを2か所に設置し、事務所、エレベータ―を集約し、倉庫内の使い勝手を考慮している。屋根全面には太陽光パネルを設置し太陽光発電を行う。
テナントは、1棟貸しを中心に複数社との交渉を進めているが、マルチテナントにも対応している。
作業用の室内にエアコンを入れるなどで、室温を調整し、エンドユーザーのメディカルや電子部品、精密機器部品などの商品に対応させていく予定だ。
原木管理組合の稲住邦彦理事長は「2003年まで原木にあったTACT(東京エアカーゴシティターミナル)が閉鎖されてからは、原木地区も一時活気を失っていたが、東京税関が近く、通関がスムーズに行えること、さらに外環道の開通、成田と羽田の中継地点として利便性により、評価は高まってきた。その一環としてレッドウッドさんの開発も始まり、期待している」と述べた。
なお、郵船ロジスティクスと阪急阪神エクスプレスが約半分ずつ所有していた用地を2013年8月に取得していた。
■物件概要
敷地面積:6200㎡
賃貸面積:1万2000㎡
延床面積:1万2400㎡
構造・規模:柱:RC造、梁:S造、地上5階
基準階高さ:6.45m(梁下有効5.5m)
積載荷重:1.5t/㎡(倉庫)
バース数:12バース
駐車場:普通自動車26台