商船三井は11月11日、MR型プロダクトタンカーの共同運航に関する協定(Pool Agreement)を旭タンカー、Ultranav International S.A.(Ultranav社)、OSG Internationalの3社と締結したと発表した。
締結した共同運航体制「Clean Products Tankers Alliance」は約60隻の船隊を有し営業展開する。
IMOタイプ船を主とする船隊に関して、サンチアゴに本社を置くUltranav社が営業・運航業務を受託し、マイアミを拠点として米州を中心に運営する。
Non-IMOタイプ船を中心とした船隊については商船三井が受託し、東京・シンガポール・ロンドン・ヒューストンを拠点に、全世界域を対象に航路運営する。
共同運航により、安定した海上輸送サービスを提供し、効率的な配船を実施することで、顧客ニーズに柔軟に対応した高品質のサービスを提供していくとしている。